2024年10月13日(日) 続・生ステージのススメ
舞台やコンサートなど現在はほぼコロナ禍前の状況に戻りつつあります。昨年3月のこの項に同じテーマで書きましたが、今回はその補足と思ってください。
2009年4月にスターピアくだまつで、いきものがかりのコンサートがありました。私は(いきものがかりは大好きなアーティストなのですが、いまも歌とタイトルがなかなか覚えられず苦慮しています…)、会場のやや後方の席で3人の演奏と歌を楽しんでいました。2度目のアンコールの直前、会場内のスピーカーの電源が消えて無音の状態に。するとボーカルの吉岡聖恵さんがアカペラで「SAKURA」を歌い始めました。記憶ではアカペラは1番を歌っていたと思います。声量の違いはあるものの、彼女の歌声は後方まではっきりと聞こえました。ほぼ無音に近い静寂な空気と、彼女の歌声で包まれた空間はいまでも忘れることはできません。コンサートやライブなど会場によって違いはあるとは思いますが、この臨場感と胸の高まりは生の音楽ならではのものです。みなさんもぜひ、いろいろな音楽にふれていただければと思います。
このアカペラの影響もあるのでしょうが、いきものがかりの歌の中でいまでも「SAKURA」は私にとってナンバー1の曲になっています
担当:高木